kobe-luminarie_1487A1神戸新聞の記事に神戸ルミナリエ
についての記事があったので
ご覧いただきたい。

 

東日本大震災以降の節電に配慮し、「神戸ルミナリエ」は一部作品を発光ダイオード(LED)に切り替えて開催してきた。しかし、20回目の今回は再びすべての作品を従来通り、白熱電球で制作。1995年、阪神・淡路の被災者や遺族らを温かく照らした第1回の光に近づけている。(神戸新聞)

 

神戸ルミナリエはXmasの電飾イベントではない

 

毎年12月に神戸で行われるルミナリエ。
全国的に有名であるが12月に行われて
いるためこのイベントの本来の意味を
勘違いしている人も少なくない。

近年そもそもの意味を知らず単なる
デートスポットだと思っているケース
もあることが問題になっている。

2014年神戸ルミナリエ開幕動画コチラ

 

犠牲者の鎮魂と復興への願い

 

2011年3月11日に東北地方太平洋側で
発生した東日本大震災はまだ記憶に新しいが
今の10代は体験していない
1995年1月17日に兵庫県南部で発生した
阪神・淡路大震災。
(死者6,434名 行方不明者3名 負傷者43,792名)

 

震源地は淡路島北部の明石海峡沖であるが
震源地に近い神戸市街地の被害が大きかった
ことからこの場所で震災のあったこの年の年末から

 

犠牲者の鎮魂と追悼、街の復興を願い、
観光地再興の目的も含め開催されたのが 
「神戸ルミナリエ」である。

 

私は直接被害にあったわけではないが
実際に被害に遭われた方々の思いを知る
とこみ上げるものがある。

LEDではなく白熱球の意味

 

2014年青色LEDの発明で日本人の赤﨑勇先生
天野浩先生・中村修二先生がノーベル物理学
を受賞したニュースは新しい。

 

LEDは省エネなどメリットが多く
神戸ルミナリエでも東日本大震災を機に
節電や経費削減を目的として一部の作品
でLED電球を使用してきた。

 

しかし、LEDの光はご存知の通りまぶしい
くらい明るくそしてクールなイメージがあり
人によっては冷たいと感じ人もいるようだ。

 

そこで電球に命があるわけではないが
白熱球のほうが温かみを感じることができ 
また神戸ルミナリエ本来の趣旨である
「犠牲者の鎮魂と追悼」にもふさわしい
ことから2014年からは全ての作品で
白熱球が使用されている。

 

まとめ

神戸ルミナリエは震災後今年2015年で
第21回目を迎えました。

今年の
「心の中の神戸」です。

 

みなさん今現在の神戸市街地がどのように
復興を遂げたかご存じでしょうか?

東京から約1時間で行ける神戸空港ができ
1秒間に1京回のスピードで計算ができる
京(ケイ)コンピューターや
 

STAP細胞で有名になった小保方晴子さんが
働く理化学研究所多細胞システム形成研究
センター(CDB)

 

神戸の渋谷のような三宮やハーバーランド
異文化交流の軌跡を見ることができる
北野地区の異人館街など
 

歴史と最先端を融合した魅力的な街
として神戸は見事に復興しています。

 

その中で毎年12月に阪神淡路大震災による
犠牲者の鎮魂(ちんこん)と追悼、
そして観光地としての再興を願い
はじめられたのが「神戸ルミナリエ」です。

 

そのため一部使用していたLED電球をやめて
すべての作品で優しさやあたたかみを感じる
白熱球を2014年から使用するようになりました。

 

12月クリスマスの時期になると全国各所で
イルミネーションイベントが行われいます。

 

しかし、神戸ルミナリエは本来の意味が違う
ことふまえて見ると見方や感じ方が変わると
思いますのでぜひ、一度神戸ルミナリエに
行かれることをおすすめします。