外国人にとっては観光スポットの一つになっている渋谷のスクランブル交差点。
おそらく地方から初めて来た人やあまり渋谷に行きつけない人は外国人同様渋谷のスクランブル交差点を渡るとき人にぶつかったり、疲れるなぁと感じると思います。
でもそれは上手なスクランブル交差点の渡り方を知らないだけです。しかし、実は渋谷のスクランブル交差点をよく使う人はうまい渡り方を知っています。
学生時代を渋谷で過ごした私にとっては只々、人が多い道路の一部としか認識していませんが、地方の友人が来た時に上手く渡れないことがわかりました。
この記事では修学旅行や初めて地方から渋谷に遊びに来る人、または外国人の方に渋谷のスクランブル交差点で人にぶつからないコツを教えます。
人にぶつからないコツは前の人に付くこと
人にぶつからず、疲れず、目的の方向に行ける正しい渋谷スクランブル交差点の渡り方は
「自分が行きたい方向へ歩いている人の真後ろについて渡ること」です。
渋谷スクランブル交差点は一日50万人が通行します。また1回の青信号で多い時は3000人もの人が通行するそうです。
したがって、混んでいるときは前の人との距離を詰めて真後ろにつけば前からの人にぶつかることはありません。
すいているときは前の人との感覚をあけても良いでしょう。
これが、正しい渋谷スクランブル交差点の渡り方です。
下の渋谷スクランブル交差点の画像をご覧ください。
⇓渋谷駅⇓
ところどころ赤い線で囲ったところを見てなにかお気づきでしょうか?
そう、人が縦に一直線に並んで歩いています。
このように、自分が行きたい方向へ歩いている人の後ろに付いて歩けば、前方から人がぶつかって来ることはありません。
実際に今のスクランブル交差点のライブカメラを見て、確認してみましょう
渋谷スクランブル交差点で上手く渡れない理由
なぜ、渋谷のスクランブル交差点で人にぶつかってしまったり、上手く渡れず人疲れしてしまうのか?というと
自分が行きたい場所がスクランブル交差点の左側なのか中央なのか、右側なのかわかっていないことが多いです。
とりあえず渡ろうという感じですね。
そして「自分が行きたい方向へ歩いている人の真後ろについて渡ること」を守って歩いていないから余計に混乱します。
1人で歩いていると四方八方に人が歩いているのでキョロキョロして人の流れに酔います。
外国人や初めて地方から遊びに来た人が渋谷のスクランブル交差に来ると、その人の多さに圧倒されると思います。
スクランブル交差点を使う人の行き先はだいたい決まっています。
■渋谷駅を背にした場合
左方向へ渡る人の行き先・・・109、道玄坂方面、東急本店(オーチャードホール)、クラブ街(ATOM TOKYOなど)
中央方向へ渡る人の行き先・・・QFRONT(キューフロント)、センター街、スペイン坂、ロフト
右方向へ渡る人の行き先・・・丸井、パルコ、東急ハンズ、タワーレコード
自分が行きたい場所に対してスクランブル交差点のどっち方向へ行けば良いのか?を把握しておけば右往左往して人にぶつかることは減ります。
先程の渋谷スクランブル交差点のライブ映像をもう一度よく観察してみて欲しいのですが、賢い人は無意識に信号が赤の時点で、自分の行きたい方向にいる人の後ろに付いて待っています。
すでに渡る前から上手く渡れるコツを知っています。
慣れで体が覚えていると言った方がだたしいですね。
スクランブル交差点初心者は先頭を歩かない
ちなみに先頭の人はぶつかるじゃないか?という質問が出そうですが、先陣を切る人はスクランブル交差点の渡り達人です。
不思議なもので毎日スクランブル交差点を使っていると、周りの人の動きが読めるようになり、人とぶつからないスペースを先読みすることができるようになります。
ほぼ無意識ですが「あ、あそこのコースは人来てないな」という感じです。
まるで自分の体でマリオカートをやっている気分ですが、障害物も避けられるようになります。
そのため初心者の人はあえて先頭なんか歩いてはいけません。慣れている人たちに任せましょう。
どの方向へいくにも誰かしら先陣を切ってくれる人がいますので、見つけたらささっと後ろについて渡りましょう。
上級編!渡ってる最中に行きたい方向を変えたい場合
「自分が行きたい方向へ歩いている人の真後ろについて渡ること」は分かったけど、今度は渡っている最中に行きたい方向を変えたい場合があります。
スクランブル交差点がうまく渡れない人の多くは交差点内を横に移動してしまっています。
渋谷駅からセンター街など縦方向に人が歩いているのに対し、そこを横切ろうとすれば人にぶつからない方が難しいです。
ただ、このように直進から斜めに横切りたい場合もコツがあります。
すっごく急いでいる人を除いて、人はだいたい同じ速度で間隔をあけて歩いています。
なので、途中で行先を変更したいときは「その場で一回止まり、一定間隔で空いている人と人との隙間をすり抜けます」
入るタイミングは長縄とびや回転ドアに入るときと同じです。
そして「直進方向に進んでいる列から抜け出せたら、すぐに自分の行きたい方向へ歩いている人を探し後ろにつく」のが正解です。
よく、ここで自分が先頭になろうとジグザグ人を避けながら歩いている人がいますが、縦方向の人の流れに対して連続して横切っているわけですから、人にぶつかる確率が高いのは当然です。
まとめ
外国人や初めて地方から遊びに来た人が渋谷のスクランブル交差に来ると、その人の多さに圧倒されると思います。
最後にもう一度渋谷スクランブル交差点を人にぶつからないコツを紹介します。
「自分が行きたい方向へ歩いている人の真後ろについて渡ること」
そして、渡る前から勝負は始まっていることを覚えておいてください。
行き先を明確にしておきましょう。
スクランブル交差点を使う人の行き先はだいたい決まっています。
■渋谷駅を背にした場合
左方向へ渡る人の行き先・・・109、道玄坂方面、東急本店(オーチャードホール)、クラブ街(ATOM TOKYOなど)
中央方向へ渡る人の行き先・・・QFRONT(キューフロント)、センター街、スペイン坂、ロフト
右方向へ渡る人の行き先・・・丸井、パルコ、東急ハンズ、タワーレコード
以上を実践することであなたも立派な「渋谷スクランブル交差点マスター」です。
この方法は渋谷だけでなく、人が多い場所ならどこでも使えます。
人疲れしてしまう人はぜひ身に付けてほしいスキルです。